うつパパ育児

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うつ病のパパが綴る子育て生活

乳幼児突然死症候群(SIDS)に対して母乳がリスクを減らすか?

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母乳以外にもできることをしよう

 

厚生労働省は以下の3つをSIDS対策として勧告している。

  • 1歳になるまでは、寝かせる時はあおむけに寝かせる
  • できるだけ母乳で育てる
  • 保護者等はたばこをやめる

 

母乳!?

母乳が出ない人もいるだろう。

そんなに大事なのか?

少し調べてみた。

いくつかの論文が母乳で授乳することの予防効果を示唆している。

Risk Factors, Protective Factors, and Current Recommendations to Reduce Sudden Infant Death Syndrome: A Review.
Carlin Rebecca F, Moon Rachel Y
  • JAMA pediatrics
  • 20170201
  • Vol. 171
  • issue(2)

この論文では、解析には限界があるが、と前置きした上で、

・2ヶ月以下の母乳での授乳(以下授乳)は関連が見られなかった

・2ヶ月以上の授乳ではSIDSのリスクを減らす。そして授乳期間が長いほど良い。

・しかし完全授乳にこだわる必要はない。期間が大事。

そう示唆している。

他にも期間を解析した論文が散見されるが、確かに母乳とSIDSは関連するようだ。

さらに言うならば生後「2ヶ月以上」の母乳授乳が大事なようだ。

ただし完全母乳である必要はないようだ。

 

しかし、母乳の出ないママもいるでしょう。

忘れないでほしい。

SIDSは多因子なのである。

アメリカ小児学会では

「POLICY STATEMENT

SIDS and Other Sleep-Related Infant Deaths:Expansion of Recommendations for a Safe InfantSleeping Environment」

において推奨レベルA14項目、B3項目、C4項目をSIDS対策として掲げている。

SIDSに関連するのは母乳の授乳だけではない。

 

ウチは母乳育児だから大丈夫だと思っているのなら、それは間違いである。

逆に母乳が出ないママは悲観せずに、他にリスクを下げるためにできることをしよう、と伝えたい。