うつパパ育児

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うつ病のパパが綴る子育て生活

疲れたとき、一歩も歩かない子どもとの遊び方

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動かざること山の如し

こどもはなんて元気なのだろうか。

まるで無尽蔵のパワーを持っているかのようだ。

対してこちらは慢性疲労うつ病患者、あまりにも分が悪い。

しかし、僕にも親としての矜持がある。

遊ぶ気満々の息子を満足させなくてはならない。

でも動きたくない!

そんな日々で培った技術を皆に伝えたい。

今回は題して、

「一歩も歩かない子どもとの遊び方」

そのノウハウを余すところなく伝えようじゃないか。

 

1.リアクションを磨く


まずは基本から。リアクションは大きければ大きいほど良い。喜ぶときも驚いくときもとにかく大きく、舞台俳優のように感情を込めて全身で表現しよう。反応が良ければ面白がって何度も繰り返すようになるため時間を稼げる。ただし何度もリアクションをとることになるため、最小限の動きで最大の効果を狙う。具体的には顔芸と手先を工夫しよう。


2.いないいないばあ

 

いないいないばあ、は奥が深い。顔を手で覆って開くのが基本。そこから発展させて、おもちゃから、ふすまから、ドアから、被った布団から、あらゆるところから飛び出そう。

 

3.逆いないないばあ

 

こどもがある程度育つと、自分がしたことに対する他者の反応を楽しむようになり、こどもがいないないばあをするようになる。そうするとしめたものである。大きくリアクションしよう。次に探すフリをしてみよう。「〇〇、どこー?」とキョロキョロ探すフリをすれば、こどもは慌てて隠れ、驚かそうとしてくる。こどもは繰り返し繰り返しきゃっきゃっと楽しむのだ。楽チンである。


4.視線誘導

 

さらに発展させるともはや探すフリすら必要なくなる。例えばふすまの右側をじーっと見ていると、こどもがふすまの左側からばあっと出てくる。目を見開いて驚こう。


5.秘密基地

 

これは布団や毛布・シーツなどを使う。布団を頭の上に持ってきて、かまくらのように入り口を作ってあげよう。こどもが興奮して中に入ってくる。そこは僕と息子の秘密基地だ。あなたが隊長でこどもが隊員だ。それだけでも十分楽しいのだが、さらに発展させて「〇〇、外に危ないものがないか覗いてくれない?」などと探検ごっこに興じよう。ただ長いことやっていると布団を支える腕が疲れる。


6.まねっこ

 

こどもの動きを真似するのである。鏡のように表情までトレースしよう。こどもも比較的小さな頃から自分の動きを真似しているのが分かるので、嬉々として親を操りだす。本当に操られているのは自分とも知らずに、ふふふ。

 

7.手遊び

 

手遊び歌というものがある。結んで開いて〜♪、といった歌だ。簡単なものから始めよう。あたまかたひざポン、や、きらきら星などだな。手遊び歌が流れる本を買えば、歌う必要もないぞ。

 

8.羽落とし

 

布団や枕から出てくる羽や綿、これは取っておこう。高いところから落とすと、こどもが目で追えるくらいの速さでふわふわと落ちていく。こどもは頑張って掴もうとするはずだ。上手に捕まえられたら褒めて、またヤレと促してくるぞ。


9.ハンドパペット

 

手にすっぽりとはめる人形は非常に頼れる仲間だ。パペットマペットという芸人がやっていたアレである。できれば腕や口を動かせるものが良い。親が遊ぶのにマンネリ化してきたら、友達であるパペットの出番だ。全く同じ遊びをやっても反応が違うのだ。うちではペンギンのハンドパペットを主力に、ベンチには犬のぬいぐるみやプルトーイのムカデ、動物フィギュアたちが控えている。


10.お父さん登り


両腕を広げ、こどもが登りやすいように肘の角度を調整しながら登らせよう。最終的には肩車の状態になる。

 

まとめ

以上、育児に疲れているときは動きたくない、でもグズられて泣かれるとさらに辛いですよね。僕がやっている疲れない遊び方を列挙しました。どれかツボにハマってくれれば嬉しい。遊んでいれば我が子が喜ぶ親子の定番のやり取り・お約束が出来てくるはずです。我が子のお気に入りの遊びのツボを探しましょう。

 

歩かなくて済む遊びとしては、積み木、ブロック、絵本、シャボン玉などおもちゃがあるが、それらはやっていると思うので割愛する。