これは息子の育児を端的に表した妻の名言である。
うちの息子はとにかくやんちゃでイタズラ好きで、妻はほとほと困っている。
息子は妻によくおっぱいをねだっているし、乳首を捻られたりすると痛い。気を引くためにたまに叩いてきたりもする。
妻は3人姉妹で穏やかに育ったので、痛いのは嫌だし悲しんでいる。
でも息子にはヤサシイところもあって、今日はママにハッピーバースデーを歌ってくれた(誕生日ではない)。両手を差し出して「ハッピバースデー、ママ〜」とする様に妻は感無量で涙ぐみ喜んだ(誕生日でもないのに)。
妻は「またイタズラして!」「痛い、きらい!」と「大好き!」の間を行ったり来たりしている。
ある日妻がポツリと「まるでワルイ男にひっかかったようだ。」。
なんて的確な表現なんだろうと僕は感心した。