うつパパ育児

うつパパ育児

うつ病のパパが綴る子育て生活

うつと仕事

島暮らしがうつ病に与える影響

幸い妻も息子も元気で、島に馴染んでいる。 優しく見守ってくれた妻には感謝しかない。 Q_島にいったらうつ病が改善するような淡い期待はどうだったか? A_体調は良くなった。島の環境の影響も良かったと思う。 島に移住したからすぐに病状がよくなるとい…

島への移住の理由

最初は机に座っているだけで精一杯だった仕事、目標は休まず早退しないことだった。それでもキツくて、帰れば体が動かなかった。 幸い同僚や上司に恵まれて、勤務した1日1日が積み重なって自信になって、少しずつ少しずつ仕事ができるようになった。 本当…

うつパパ育児再開 〜島への移住〜

過去の記事を見て、よくもまあこんなに書いたものだと感心する。 今見るとさほど面白い記事ではないなと自分でも苦笑いしながら、毎日頑張って書いていたことが伝わってきて懐かしい。 だいたい最後の記事がVRってなんだ(笑)。完全に何か書くために書いて…

うつ病改善のヒント⑨「VR(バーチャル・リアリティ)の世界『Oculus quest』」

新世界 うつ病になってもう4年目、、、。 感情に乏しくなった僕の心を動かすのは唯一我が子だけであった。 しかし最近初めて我が子以外で感動した。それはVR(バーチャル・リアリティ)の世界である。頭に装着して目の前に機械をつけて遊ぶアレだ。 ゲーム…

うつ病患者が資格試験に挑む③終

地獄の日々 結論から言うと合格した。 しかしその代償は大きかった、、、。 勉強時間は今まで休憩していた時間を使ったり妻に協力してもらって2時間捻出してもらったり。意欲もないから頭にも入ってこない。 試験前には不安が強くて精神科で久しぶりに抗不…

うつ病患者が資格試験に挑む②

向上心のかけらもない僕 うつ病になってから向上心がほぼ消えた。そんな僕にとって資格試験は苦行である。 仕事に役立つことなら、まあ少し頑張れる。向上心はなくとも責任感があるから。 しかしあんまり仕事に直接役立ちそうもない知識は全く覚えられる気が…

うつ病患者が資格試験に挑む①

ああ、憂鬱 昼に仕事から帰ってきて、ひと休み。午後2時間、夜こどもを寝かしつけた後に2時間、試験勉強に当てている。 しかし全く頭に入らない! 同じページを何度もウロウロするばかり、、、。 プレッシャーもなかなかのものだ。 職場では比較的暇な時間…

うつ病改善のヒント⑧「それでも残ったもの」

夜明け、、 これでうつ病改善のヒントは最後になります。 うつ病になってからたくさんのものが手のひらからこぼれ落ちたことと思いますが、今それでも掌の中に残っているものを大事にしてください。

うつ病改善のヒント⑦「限界を把握する」

「うつ病患者に『頑張れ』と言ってはいけない。何故ならもう十分頑張っているから」 これがセオリーとして知られている。もちろんそれは正しいし、僕も知人がうつ病になったらそんなこと言わない。 しかし、現役うつ病患者の僕からほんの少しの頑張りについ…

うつ病改善のヒント⑥「判断力を取り戻す」

ご飯はハンバーグに決めた! 「うつ病になったら大事な決断をしていけない、正常な判断力が欠如しているから」 これがうつ病になったときのセオリーとして広く知られている。急性期どん底のころはその通り、退職や離婚などは避け大事な決断はできるだけ先延…

うつ病改善のヒント⑤「肚(はら)に据える」

「改善の余地」しか見えない視界 うつ病が多少良くなったとしても、ズルズルと遷延したら不安になるでしょう。 「もう治らないかもしれない」と。 その時に浮かぶ考えは以下の通り。 「薬が効きますように」「こんなに安静にしているのに」「良くなる兆しは…

うつ病改善のヒント④「人を呪わない」

前だけを見て 人を妬んだり、恨んだり、嫉妬することは止めましょう。 例えうつ病になった原因がその人にあったとしてもです。 人を呪わば穴二つ、とはよく言ったもので、相手の墓穴を掘る時は自分の墓穴も掘ることになるということです。 人を呪うという行…

うつ病改善のヒント③「自分を認め、比較しない」

それでいいのです。 自分のことを客観的に見ることができたら、次はそれを認めましょう。 しかし「こんな自分はダメだ」と否定することは最もダメです。自己否定すれば原因が分かったような気がするだけで、それは最も短絡的で安直で思考の放棄にほかなりま…

うつ病改善のヒント②「自分がどうありたいか」

自分を知る 思うに、うつ病の改善には客観的な視点と主観的な視点の両方が必要です。 悲観の渦の中で迷子になってはいけません。 まずは客観的に現状を判断しましょう。もう仕事を辞めなくてはいけないのか、休養にあてられる貯蓄はいくらあるのか。休職でき…

うつ病改善のヒント①「自己肯定感」

うつ病を改善させるための概ねの方針やガイドラインは過去にまとめた。 utsupapaikuji.hatenablog.com うつ病を改善させるためには、薬の他に認知行動療法や対人関係療法が有用だ。 僕はこれらの精神療法の最も重要なキーワードは「自己肯定感」だと思ってい…

うつ病だけど資格試験を受けることになった

知人のツテを頼りに同業他社へ転職して一度休職を挟んだが、半日勤務で復帰してそろそろ1年が経つ。 職場では某資格が重宝され、会社から受験を促され受けてみることにした。 それなりに勉強は必要だが、そんなに狭き門ではない。 8割ぐらいの人が合格できる…

うつ病の背中の痛みと凝り対策

僕を困らせるうつ病の症状の1つとして、背中や肩の痛みがある。 無意識の緊張のせいだろうか。 調子の悪い時なんかは、腕も上げられないほどガチガチに硬いし痛む。 ストレッチをすると多少マシになるが、もっとほぐしたい。 そんな僕の相棒。 アテックス(AT…

うつ病だから軽い服を着よう(重力に抗う)

鳥のように軽やかに、、、 皆さん、こんにちは。 うつパパです。 うつ病になると疲れやすくなって体が重く感じますよね。 うつ病との闘い、すなわち重力との闘いです。 だからできるだけ軽い服を着るのがいいと思います。 おまけに僕なんかはうつ病になって…

うつ病と育児

うつ病を克服する過程と育児はよく似ている、と思っています。 突如として現れたそれにあなたは戸惑い、 振り回され決して思い通りにはならない。 徐々に慣れていき、 生活の多くを占めるようになる。 何が正しいのか分からず、情報を探す。 しかし、それが…

うつ病を改善させるためのコンパス(ガイドラインたち)

うつ病という夜を歩くために、指針となる星を探せ うつ病の皆さん、こんばんは。 うつパパです。 うつ病という先の見えない夜に暗中模索していますね。 さぞ焦ることでしょう。 その気持ちよく分かります。 状況を打開するために何かされているでしょうか。 …

うつ病だからこそ、アロハシャツを着よう!

Photo by Abigail Lynn on Unsplash どうも、うつパパです。 半日働いていますが、僕はうつ病なので一度家に帰れば外に出ることはありません。 億劫だからです。 買い物は妻にお願いするかネットで済ませます。 私用では全く出る気になりません。 少なくとも…

うつ病会社員の復職の仕方

信頼を得よう utsupapaikuji.hatenablog.com朝は「きつい、もうだめだ!仕事をやめたいことを上司に伝えよう。」と思っているのに、出勤すると何だかやれる気がしてきてどうにかこうにか終業まで仕事をこなす。「なんだ、俺はまだやれる。大丈夫。」 しかし…

うつ病と診断されたらやること、休職中の過ごし方

虎視眈々と、、、 具体的には ・自立支援医療の申込みをする これは最重要事項です。うつ病の場合、医療費が1割負担に減ります。お金の心配は心に負担をかけます。長期の受診が必要になるため、ありがたいですよね。診断されたら医師に書類をお願いし、即座…

うつ病になって良かったこと・悪かったこと

うつの道のり 毎日夜遅くまで働いていた企業戦士だった僕がうつ病になって3年、 大きな変化がありました。 変化には良いことも悪いこともあります。 症状は人それぞれなので一概には言えませんが、僕の場合は 良いこと ・働くのは半日だけ、こどもと接する…

うつ病という同居人と上手く付き合う

うつという飼い犬 発症後、ほぼ寝たきりの時期と休職を経て、現在は半日だけ働いています。 いま、うつ病で動けずに一日の大半を横になって過ごしている方、 「自分は良くなるのか」「どうして自分がうつ病なんかに」「もう働けないのでは」「家族をどうしよ…

うつ病のパパ

息子 うつ病になり3年が過ぎました。 その中で男児が産まれ、調子を崩しながらもどうにかこうにか子育てをしてきました。 理想のパパではないかもしれない、 だけど自分なりのやり方で妻と子を幸せにしてあげたい。 ときに不安や焦燥にかられ、近所のコンビ…