うつパパ育児

うつパパ育児

うつ病のパパが綴る子育て生活

うつ病になって良かったこと・悪かったこと

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うつの道のり


毎日夜遅くまで働いていた企業戦士だった僕がうつ病になって3年、

大きな変化がありました。

変化には良いことも悪いこともあります。

症状は人それぞれなので一概には言えませんが、僕の場合は

 

良いこと

・働くのは半日だけ、こどもと接する時間の増加(フルタイムは無理!)

・家庭を大事にする(前ほど仕事に没頭できない)

・私用で外出しない(家でゆっくりしたい)

・こどもが可愛い!育児に興味が沸く(他の趣味への意欲がなくなる)

・妻と良く話すようになる(こどもの話・相談ができる)

・妻を気遣う(どん底の時期を支えてくれて感謝)

・人に優しくなれる(自分の弱さを自覚)

・こどもの安全に気配りする(心配性になった)

・無駄遣いが減る(物欲がなくなる)

・お金の管理をしっかりするようになった(失職の危機を思い知ったから)

 

悪いこと

・落ち込みやすい

・体調に波がある

・収入は減った

・昔ほど仕事は面白くない

・疲れて動けないときがある

・動かないので体重が増えた

・とにかく背中が痛い

・いろいろ億劫なので面倒くさがって時々妻の怒りをかう

睡眠薬を飲んでいるので車の運転はダメ

・お酒禁止(でも僕はもともと飲めない体質なのでこれは問題なし)

・一般の医療保険には入れない

・住宅ローンの団信信用生命保険も治療中は入れなそうなので当面賃貸

 

もちろんどん底の時はひたすらつらかったです。

でも三年経って状況が落ち着いた今は「むしろうつ病になって良かったかも」とすら思います。

もしもうつ病になっていなければ、

今も深夜まで働いて育児にはあまり関われなかったんじゃないかな、と。